中学校の教育の状況

中学校の教育というものは、義務教育の最終過程の3年間にあたる部分です。義務教育の小学校の6年間というのは学級担任の教員がほぼ全教科を担当していたのですが、中学校になると各教科ごとの専門の教員がそれぞれ受け持つこととなっています。
また授業の面でも小学校のような簡単なテストをするようなものではなく、中間テスト・期末テストと呼ばれるような定期試験があり、また高校進学をするために、普段のテストの成績だけでなく日常生活などの態度などを示す調査書(内申書)などもあり反映されます。またこの中学校3年間の義務教育を修了することで、、高等学校や中等教育学校の後期課程・専修学校高等課程(高等専修学校)など後期中等教育を行う学校や、5年制の高等教育機関である高等専門学校(高専)に入学することができるのです。
中学校での義務教育の普通教育の目標なども学校教育法の第46条に、「小学校における教育の目標をなお充分に達成して、国家及び社会の形成者として必要な資質を養うこと、社会に必要な職業についての基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと、学校内外における社会的活動を促進し、その感情を正しく導き、公正な判断力を養うこと」と規定されています。中学校での教育課程というものは小学校の国語・算数・理科・社会・音楽・図工・体育・家庭・生活の9教科から、国語・数学・理科・社会・音楽・美術・保健体育・技術家庭・英語の9教科へと変わっており、大きく変わっているのは英語が中学校となってから初めて教科として加わってきているのです。しかし最近は中学校からの英語教育では社会に出てからの活用がうまくできないという観点から、平成20年の小学校学習指導要領において小学5年生から小学6年生に外国語の授業が設けられるようになり、平成21年〜平成22年までの移行期間を経て平成23年から正式に実施されるようです。
また最近は情報化社会となってきているためにコンピューター室なども常備されてパソコンの基本知識なども学ばせているようです。また中学校になると正式に部活動がおこなわれるようになり運動や芸術で専門的に仲間との活動をおこなっています。また、意外と知られていないのが中学校でも「通信による教育」をおこなうことができるとされていることで、以前は80校ほどあったのですが、今でもわずか2校ではあるものの千代田区立神田一橋中学校と大阪市立天王寺中学校が通信教育をおこなっているのです。